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司法書士の合格率は?過去10年の推移と分析

司法書士の合格率は?過去10年の推移と分析は、2026年02月28日時点で確認できる公開情報をもとに更新しています。

試験日程、申込要項、法改正、統計、講座料金、合格実績の定義は変わることがあるため、試験実施団体・官公庁・各サービスの公式サイトも必ず確認してください。

  • 数値は最新公表値か、集計対象と公開日をあわせて確認する
  • 口コミや比較情報は、料金・サポート範囲・返金条件まで見て判断する
  • 法改正や受験要件は本文だけで完結せず、公式要項にも戻って確認する

司法書士試験の合格率は過去10年間で3.9〜5.2%の範囲で推移しており、法律系国家資格の中でも最難関クラスです。近年は受験者数の減少に伴い合格率がやや上昇傾向にありますが、合格者数は600〜700人程度で安定しています。この記事では合格率の推移、合格者の特徴、合格率が低い理由を詳しく分析します。

過去10年間の合格率推移

年度 受験者数 合格者数 合格率 基準点(午前/午後/記述)
2015年 17,920 707 3.94% 90/72/36.5
2016年 16,725 660 3.94% 75/72/30.5
2017年 15,440 629 4.07% 75/72/34.0
2018年 14,387 621 4.31% 78/72/37.0
2019年 13,683 601 4.39% 75/66/32.5
2020年 11,494 595 5.17% 75/72/32.0
2021年 11,925 613 5.14% 81/66/34.0
2022年 12,727 660 5.18% 81/75/35.0
2023年 13,372 695 5.19% 78/75/30.5
2024年 13,372 591 4.42% 81/69/33.5

傾向分析:

合格率が低い理由

理由1:相対評価の試験である 司法書士試験は絶対的な合格基準点ではなく、上位一定割合を合格させる相対評価の側面があります。そのため合格者数が600〜700人で安定しており、受験者のレベルが上がっても合格率は大きく変わりません。

理由2:足切り制度が厳しい 午前の部(択一35問)、午後の部(択一35問)、記述式(2問)のそれぞれに基準点があり、1つでも基準点を下回ると合格できません。司法書士の難易度で解説したとおり、全科目をバランスよく得点する必要があります。

理由3:記述式の壁が高い 択一式で基準点を超えても、記述式で不合格になるケースが多数あります。記述式は不動産登記法と商業登記法の2問で、実際の登記申請書を作成する実践的な試験です。

理由4:記念受験者が少ない 宅建や行政書士と異なり、司法書士試験は記念受験者の割合が低いです。ある程度学習した受験者同士の競争になるため、合格率以上に難易度が高いといえます。

合格者の特徴

受験回数:平均2〜3回 一発合格者は全体の約10%程度です。多くの合格者は2〜3回の受験で合格しています。4回以上かかるケースも珍しくありません。

年齢層:30〜40代が中心 合格者の年齢層は30〜40代が約60%を占めます。社会人が働きながら受験するケースが多く、20代の合格者は約20%です。

学習方法:予備校・通信講座利用者が多数 合格者の約80%以上が予備校または通信講座を利用しています。独学での合格は可能ですが、全体の5〜10%程度にとどまります。

合格率を上げるための戦略

戦略1:基準点突破を最優先 まず3つの基準点を確実に超えることが最重要です。苦手科目を作らない学習が求められます。

戦略2:記述式を得点源にする 記述式は得点差がつきやすい科目です。基準点ギリギリではなく、記述式で上積みできれば合格が見えてきます。司法書士の勉強法で記述式対策の詳細を確認してください。

戦略3:模試で実力を把握する 全国模試を受験して自分の順位を把握しましょう。合格圏は上位600〜700位以内ですので、模試でその位置に入っているかが目安になります。

戦略4:通信講座を活用する 合格者の大多数が利用している通信講座は、合格率を上げる最も確実な方法です。司法書士通信講座おすすめ比較で自分に合った講座を選びましょう。

まとめ

司法書士試験の合格率は4〜5%と狭き門ですが、正しい学習戦略と十分な学習時間で合格は十分可能です。合格者の8割以上が通信講座を利用している事実を踏まえ、効率的な学習方法を選択しましょう。司法書士の年収を考えれば、投資に見合う価値のある資格です。

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FAQ

司法書士の合格率は?過去10年の推移と分析で最初に確認すべきことは?

公開日と適用年度を先に確認し、本文の結論が2026年時点の情報か、過年度データかを見分けることが大切です。

本文だけ見れば十分ですか?

十分ではありません。試験日程、申込期限、受験資格、法改正、統計データは更新されるため、必ず公式発表とあわせて確認してください。

司法書士の合格率は?過去10年の推移と分析で失敗しないコツは?

古い年度の情報を混ぜないことと、数字の出典、対象年度、例外条件までセットで確認することです。特に申込期限や法改正は一次情報への再確認が必須です。

この記事の執筆者
司法書士試験・通信講座の比較解説
公的機関の情報を根拠に、正確性を重視して執筆しています。